二酸化炭素25%削減は可能か否か 詠田トキ子

先だって、九州管内の教職員の方や一般市民の方々を対象とした研修会の講師をつとめさせていただきました。
自然豊かな施設での開催であったので、なんだか座学だけではもったいないなと思いながらの講話となりました。
温暖化防止についても様々な意見や取り組みについてのノウハウが提案され、環境家計簿を一生県命に付けている我が法人の彼は周りの人たちに自分のデーターなどを配布し、丁寧に説明を行っていました。
受講生、一人ひとりの意見などから地球環境問題についてみんな熱い想いがあるんだなあと嬉しく思いました。
様々な意見のなかで、鳩山政権が二酸化炭素を25%削減することを宣言したが、可能か否かということが出されました。不可能という意見が多いんではとおもっていましたがあに図らずや、不可能というか難しいという意見の人は3分の1でした。
私は黙って成り行きを見守っていました。不可能だと思う人からの意見として「産業部門としては精一杯の削減を進めている現状からこれ以上の削減が果たしてできるかということ、民生部門の私たち家庭からの削減はひとりひとりの意識改革も必要ではあるがどの程度の削減ができるのかこれも期待薄である、自分自身も自信がない」そして、可能だという人の意見として、「一人ひとりが温暖化の深刻な現状を認識し、身近なことからしっかりと取り組むことや産業部門でももっと削減量を増やすことを進めれば25%削減は可能である」という意見などが出されました。
さて、このウェブをご覧くださっているあなたは、可能か?否か?

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