ゴミ減量とゴミ増量? 深田 勝廣

この2つの関係は我が家のゴミ対応である。前者は我が家で実施しているゴミ減量対策である。我が家からの生ゴミは30年以上ゴミ収集に出した記憶がない、全て土に返している。分別を十分おこなっているので、燃えるゴミも小袋で3週間に2回程度位しか出してなく、ゴミ量としては少ないのではないでしょうか。しかし、マイバックを使っているがプラマークや新聞チラシその他の紙類はまだまだ多い。  
後者のゴミ増量は、定年後、夫婦で実施している道路等のゴミ収集の結果である。ゴミ収集を始めた当初は100メートル位で持参のゴミ袋が一杯になり引き返した。その後、自転車を改造し収集を始めたが自転車の前後の籠に燃えるゴミ、右の袋に空き缶・瓶類、左の袋にペットボトル類を入れるようにしているが一杯になるのに時間は要しなかった。このため我が家はゴミ屋敷となり、家内から文句が出るが家内も土・日に時間を見つけて一人で収集している。結果、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源物等共に毎回相当量を収集当日出しているので増量となってしまう。
当初、自転車の前後左右にゴミを一杯入れて走っている格好は住民から怪しまれたが最近はご苦労様と声をかけられる。ゴミを拾っている様子を見て「捨てたらあかん」と意識改革して頂くことを願い、時間を見つけて収集している。最近、車で移動していて「ゴミが多くなっているな」と思ったら数日後、綺麗になっている事もあり、ゴミを拾う仲間が生まれた事を嬉しく思う反面、拾わなくても済む日が来ることを願っている。
「捨てればゴミ」「分別すれば資源」そして、我が家も道路のゴミも減量となることで地球温暖化防止の一翼を担えるのではないでしょうか。


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