それぞれの人達がそれぞれの立場で、エコ活動を。 児玉 修

私が環境問題に興味を持ち始めたのは、22年前に子供の「エコクラブ」に参加したのがきっかけである。台所の汚水が川まで流れる過程の調査で、だんだんヘドロ化していく水を目の前にした時は、唖然とした。
我家ではその時から、食後の食器の拭き取りを始めた。この事は、妻の家事負担も減り一石二鳥となっているし、家族で環境問題を考えるきっかけともなった。皆様にもお勧めしたい。
環境問題はあらゆる分野に関連しており、幅広くしかも奥が深いものと感じる。
ますます私たち個人生活に、否応なく大きな影響を及ぼしていく事であろう。
小さなことは皿の拭き取りから、太陽エネルギー利用の太陽光発電、木材ペレット利用の暖房、雨水利用、古いものを大切使用する価値観、自然を取り入れた空間の創作、スローライフを楽しむ考え方、子供の頃からの環境問題に対する教育の実施、循環型社会を考えた廃棄物対策、等等・・・・・・・。やるべき事は無尽にあり、興味が尽きない。
大切なことは、それぞれの人達がそれぞれの立場で、できる範囲の中で、楽に・簡単に・そして楽しく(これが最も大切と思う)、エコ活動を行う事だと思う。
これから先、どれだけの事が出来るか分からないが、大切な地球を守るために、私なりに自分にできる身近な取り組みの実践と環境問題に対するさらなる学びを深めてまいりたいと思う。

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